須田剋太 『抽象』 額装 サイン有

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作品詳細

商品名 須田剋太 『抽象』
商品説明

須田剋太は日展特選など現代日本美術展・
国際展等で受賞する一方、司馬遼太郎の『街道をゆく』の挿絵
を担当するなど幅広い分野で活躍しました。
具象、抽象にこだわることなく奔放で生命感あふれる作風を
展開し、高く評価されました。

紙にガッシュで描かれた抽象画です。
須田剋太の抽象はいずれも力強い構図や色彩が印象的ですが、
「絶対矛盾の自己同一・具象も抽象も帰する所は一つ」と
須田が語ったように、具象も抽象もなく物事の本質をひたすら
自然のままに描き出したその作風は、ただ力強いだけではない
天衣無縫とも言うべき美しさを感じさせます。

寸法 作品 縦 75.2cm × 横 58.2cm
額装 縦 78.3cm × 横 62.3cm
付属品 なし
状態 目立ったキズや汚れ等なく概ね良好な状態です。
写真をよくご覧の上、ご検討ください。
僅かな経年感は中古品の特性としてご了承下さい
略歴

【須田剋太 略歴】

1906年~1990年 84歳逝去 埼玉県生。本名 勝三郎。
1927年 ゴッホと写楽に傾倒する。独学で絵を学ぶ。
1936年 文展で初入選。
1939年 文展で「読書する男」が特選。
1949年 抽象絵画の旗手長谷川三郎と出会い、国画会に入り抽象画の道へ進む。
1955年 第3回日本抽象美術展に出品。
1957年 第4回サンパウロ・ビエンナーレ国際美術展に出品。
1960年 第1回個展。
1961年 現代日本絵画展に出品。
    カーネギー国際現代絵画彫刻展に出品。
1962年 西宮市民文化賞を受賞
1971年 司馬遼太郎に同行しながら、
   「街道をゆく」の挿絵を描き始める。
1975年 郷里の吹上町文化賞を受賞。
1983年 「街道をゆく」の挿絵で講談社出版文化賞を受賞。
1989年 埼玉県立近代美術館にすべての抽象の油彩画、
    グワッシュの合計293点を寄贈。
1990年 油彩画45点、グワッシュ320点、挿絵1858点の
    計2223点の作品を大阪府に寄贈。

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