黒田泰三 『白磁壺』共箱 銘有

黒田泰三 『白磁壺』

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作品詳細

商品名 黒田泰三『白磁壺』
商品説明

白磁の器で世界的に知られる陶芸家の黒田泰蔵氏の作品です。
20歳でパリに渡った黒田氏は、後に人間国宝となる島岡達三に出会い、その後カナダで陶芸を始めました。
帰国後は様々な技法で作陶に取り組み、45歳で『轆轤成形、うつわ、単色』という3つの条件を定め、白磁の制作に傾注しました。
その作品は日本のみならず海外でも高い評価を受け、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館などにも収蔵されています。

本作品も、造形美が際立つ白磁壺です。
装飾を削ぎ落したシンプルな器形は静謐な緊張感を、一方で柔らかな肌合いはぬくもりを感じさせます。黒田氏ならではの芸術性と抜群の存在感を示す素晴らしい作品です。

寸法 高 13.0cm × 径 11.7cm
付属品 共箱
状態 仕上がりも良く、良好な状態です。
写真をよくご覧の上、ご検討ください。
僅かな経年感は中古品の特性としてご了承下さい。
略歴

1946年 滋賀県で生まれる
1966年 フランスのパリに滞在
1967年 ニューヨークに半年滞在後カナダに渡り、陶芸家ゲータン・ボーダン氏の元で陶芸を学ぶ
1975年 カナダの製陶会社”SIAL”にてデザイナーとして勤務
1978年 カナダ、ケベック州のセントガブリエルにて築窯
1980年 日本に帰国
1981年 伊豆松崎町にて築窯
1984年 東京渋谷のパルコに”Shop Taizo”オープン
1991年 伊東市富戸にスタジオを開設し、白磁への挑戦を本格的に開始
1992年 独自の白磁を生み出し、ニューヨークにて初の個展を開催
2001年 初の作品集「White Porcelin-黒田泰藏白磁作品集」を出版
    以後、世界中の美術館やギャラリーで展示会を行う
2022年 75歳で死去

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