熊倉順吉『スピーカー』

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作品詳細

商品名 熊倉順吉『スピーカー』
商品説明

熊倉順吉は現代陶のパイオニア、時代精神の表現者と評される偉大な陶芸家です。
京都高等工芸学校卒業後、富本憲吉氏に師事、その後走泥社の同人となり、
焼締めのオブジェ作品を中心に独自の作風を展開しました。

幾何学的な抽象、有機的な抽象、「具体的」な抽象など、抽象表現を軸に幅広い作風を示す熊倉の人気は国内にとどまらず、ブリュッセル万国博覧会でグランプリ、プラハ国際陶芸展で銀賞と、海外でも評価されています。

本作品は1970年代後半頃のジャズをテーマとする作品群に属すもので、実際のスピーカーを内蔵するための一対作品です。大きな指輪をはめた手が置かれた左右スピーカーの正面中央には口唇が突き出しています。
熊倉順吉の原初的な生のエネルギーが表現された素晴らしい作品です。

寸法 作品 高 36.5cm × 幅 30.0cm × 奥 25.5cm
付属品 共箱
状態 経年の擦れや汚れが僅かにございます。
写真をよくご覧の上、ご検討ください。
僅かな経年感は中古品の特性としてご了承下さい
略歴

1920年 熊倉吉太郎氏の長男として誕生
1942年 京都高等工芸学校を卒業
1945年 陶工を志す
1946年 福田力三郎氏と富本憲吉氏に師事
1957年 京都の前衛陶芸集団「走泥社」に参加
1985年 心不全の為65歳逝去

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