初代真葛香山 宮川香山『紫金彩竹之画花瓶』 共箱 銘有

初代真葛香山 宮川香山『紫金彩竹之画花瓶』

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作品詳細

商品名 初代真葛香山 宮川香山『紫金彩竹之画花瓶』
商品説明

高い技術を誇り帝室技芸員でもあった初代真葛香山による『紫金彩竹之画花瓶』です。
端整にろくろ引きされた白磁の壷に、紫紺色の濃淡で描かれた竹図が映える逸品です。

横浜開港以来、華麗で精緻な真葛焼は世界各国で名声を得て「マクズ・ウエア」の名は世界に広がり称賛を集めました。
ひとつの作品を作るのに膨大な手間や時間を要したため数が少なく、多くの作品は海外の美術館などに所蔵され、現在もなお世界中のコレクターから注目を集めています。

寸法 高(台座含む) 30.0cm(台座無し27.5cm) × 径 13.5cm
付属品 台座 / 共箱 / 資料コピー
状態 目立ったキズや汚れ等なく概ね良好な状態です。
写真をよくご覧の上、ご検討ください。
僅かな経年感は中古品の特性としてご了承下さい
略歴

1842年 京都真葛ヶ原に生まれる。父は九代茶碗屋長兵衛。

1870年 薩摩藩小松帯刀により苗代川焼の改良のため、薩摩に招聘されるも
    小松の死去により実現せず。
    薩摩藩御用達 梅田半之助の勧めにより、輸出向けの陶磁器を製造するため横浜へ。

1871年 横浜に眞葛窯を開窯。

1876年 眞葛焼をフィラデルフィア万国博覧会に出品。
    世界で絶賛され眞葛焼と宮川香山の名を知らしめた。
    以降30年以上に渡り数々の賞を受賞。

1916年 死去。享年75。

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