北大路魯山人『染付福字額皿』 銘有

北大路魯山人『染付福字額皿』 銘有

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作品詳細

商品名 北大路魯山人『染付福字額皿』
商品説明

不世出の芸術家と謳われ、陶芸をはじめ書画・漆芸・篆刻・料理など、多彩な分野で一流の才能を発揮した北大路魯山人の作品です。

染付で「福」の文字を描いた魯山人の代表作ともいえる作品です。
福の字が書かれた器は数多く残されていますが、その字体は一つ一つが変化に富んでおり、多彩な表情を見せています。

書を能くした魯山人は、「魯山人書論 (中央公論新社)」で唐の名筆 顔真卿の能書について「顔真卿も、やはり素直であります。ふっくらとしていて、温かであります。」と語ります。
本作も、素直で、ふっくらと、温かみのある「福」の字が味わい深い名品です。

※高台に銘があります。

寸法 額 縦 29.2cm × 横 43.4cm × 厚 2.0cm
皿 高 2.2cm × 径 22.0cm
付属品 共板
状態 良好な状態です。写真をよくご覧の上、ご検討ください。
僅かな経年感は中古品の特性としてご了承下さい
略歴

1883年~1959年 76歳逝去 京都生
1889年 木版師 福田武造の養子となる。
1903年 書家を志して上京する。
1904年 日本美術展覧会にて隷書「千字文」で賞を受賞。
1905年 書家 岡本可亭に師事、住込みの弟子となる。
1925年 「星岡茶寮」を開設し、顧問兼料理長となる。
1926年 北鎌倉に築窯する。
1936年 アメリカ、ヨーロッパ各地を歴訪。
    ニューヨーク近代美術館にて「魯山人展」開催。
1955年 重要無形文化財保持者の認定を固辞する。

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