北大路魯山人『織部釉竹花入』 共箱 銘有

北大路魯山人『織部釉竹花入』

この作品について問い合わせる

作品詳細

商品名 北大路魯山人『織部釉竹花入』 
商品説明

不世出の芸術家と謳われ、陶芸をはじめ書画・漆芸・篆刻・料理など多彩な分野で一流の才能を発揮した北大路魯山人の作品です。
このような竹花入れは魯山人54歳ごろに台湾銀行の記念品として注文を受け、伊賀・瀬戸・備前のものが作られました。
本作は織部釉が用いら、竹の節目に量感をもたせるなど微細なつくりがされています。
釉薬も下部までかけきらない偶然性や自然に生まれた濃淡が美しく、魯山人の自然美に対する観察眼の細やかさが感じられる秀逸作品です。

寸法 高 30.0cm × 径 10.8cm
付属品 共箱
状態 良好な状態です。写真をよくご覧の上、ご検討ください。
僅かな経年感は中古品の特性としてご了承下さい
略歴

1883年~1959年 76歳逝去 京都生
1889年 木版師 福田武造の養子となる。
1903年 書家を志して上京する。
1904年 日本美術展覧会にて隷書「千字文」で賞を受賞。
1905年 書家 岡本可亭に師事、住込みの弟子となる。
1925年 「星岡茶寮」を開設し、顧問兼料理長となる。
1926年 北鎌倉に築窯する。
1936年 アメリカ、ヨーロッパ各地を歴訪。
    ニューヨーク近代美術館にて「魯山人展」開催。
1955年 重要無形文化財保持者の認定を固辞する。

この作品について問い合わせる