黒田辰秋
Tatsuaki Kuroda

日本を代表する木漆工芸家。
京都祇園の塗師の家に生まれ、父のもとで木工芸、漆芸の技術を修得。
柳宗悦や河井寛次郎らの民藝運動に共鳴し、特に李朝木工品や螺鈿器に興味を持つ。
昭和45年、木工芸分野で初の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。

黒田辰秋 略歴

1904年~1982年 78歳逝去 京都生
1924年 民藝運動に加わる。
1929年 上賀茂民芸協団を組織。
1934年 初個展開催。
1958年 日本伝統工芸の鑑査委員となる。
1964年 映画監督黒沢明より御殿場山荘の室内セットの制作依頼を受ける。
1968年 皇居新宮殿の拭漆樟大飾棚、扉飾、椅子、卓を制作。
1970年 重要無形文化財「木工芸」保持者認定。
1971年 紫綬褒章受章