棟方志功『華厳』 額装

棟方志功『華厳』

この作品について問い合わせる

作品詳細

商品名 棟方志功『華厳』
商品説明  

木版画の巨匠 棟方志功が生涯にわたり大切にした言葉「華厳」の書です。
棟方は「華厳」を「ハナヤカデ オゴソカナリ」と読み、最初に出会った経が華厳経であったといいます。
初めて宗教的題材を扱った板画『華厳譜』では「お経の難しい意味はわからなかった。ただ華やかで厳かなものを一つの板画譜に刷り上げたいと懸かった仕事です」と述べています。
柳宗悦ら識者から学びながら完成させた『華厳譜』二十三枚の板画は民藝館に飾られ、
「私はただ嬉しさで不覚の涙に泣き濡れるほかありませんでした」と感慨を伝えています。

自身の戒名にまで「華厳」の二字をいただいたように、この語は棟方の人生と芸術を象徴する特別な存在となりました。
華やかで、厳かな筆致は、棟方芸術の核心を物語っています。

寸法 額装 幅 137.7cm × 横 70.4cm 
作品 幅 134.7cm × 横 67.3cm
付属品 棟方志功鑑定鑑定委員会シール/タトウ
状態 良好な状態です。写真をよくご覧の上、ご検討ください。
僅かな経年感は中古品の特性としてご了承下さい
略歴

1903年 青森県に生まれる。
1921年 ゴッホの「ひまわり」に感銘を受け画家を志す。
1928年 平塚運一に出会い、版画誌「版」の同人となる。
    第8回日本創作版画協会展、第6回春陽会展に入選。
    油絵「雑園」で帝展初入選。
1935年 国画会会友に推挙される。
1960年 日展評議委員となる。左眼を失明。日版会を設立。
1963年 紺綬褒章を受章。倉敷の大原美術館に棟方館完成。
1970年 文化勲章受章、文化功労者に顕彰される。
    毎日芸術大賞受賞。
1975年 死去。享年72歳。

この作品について問い合わせる