加藤静允『兎向付五客』 共箱 民藝

加藤静允『兎向付五客』

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作品詳細

商品名 加藤静允『兎向付五客』
商品説明

加藤静允氏は京都の小児科医にして作陶家です。
古陶の収集や数寄に通じた文化人としても知られ、白洲正子や細川護熙など一流の数寄者・古美術愛好家たちと親交を持ち、余技で陶芸作品を制作。
特に染付は群を抜いており、専業の陶芸家を凌駕するほどの腕前で知られています。

本作品は、剽軽で味のある染付がされた、兎型向付五客です。
おおらかな器形に染付の兎がそれぞれに違った表情で描かれています。
作品の見所の一つである箱書には手紙のように一筆残されており、作品に込めた思いが残されております。
「よきもの盛って下さるとよくなると思うのですが 1988年 霜月」
氏は直接的な作品売買を行わない為、市場に出回る数が少なく、大変貴重です。

※高台内に「キ」掻き銘があります。

寸法 高 約3.8cm × 幅 約16.9cm × 奥 約10.6cm (※若干の個体差があります。)
付属品 共箱
状態 経年による汚れ、擦れが若干ございますが、目立った瑕疵はなく良好な状態です。
写真をよくご覧の上、ご検討ください。
僅かな経年感は中古品の特性としてご了承下さい。
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