篠田桃紅『無題』 額装 12号


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作品詳細

商品名 篠田桃紅『無題』
商品説明

女性芸術家 篠田桃紅の作品です。

篠田桃紅は戦後すぐに渡米し、文字の決まりごとを離れた「水墨の抽象画」というジャンルを確立しました。
大英博物館やメトロポリタン美術館に収蔵されるなど世界的に高い評価を得ています。

1966年、ビートルズが武道館公演のために来日した際に、ホテルに飾られた篠田桃紅の絵を見てジョン・レノンがいたく感動し「これは誰が描いたんだ」と支配人に尋ねたというエピソードは有名です。

本作品は墨の作品です。
篠田桃紅は墨について『(松の木の根を燃やした煤として)生命を燃焼したあとの極みが、再び、その対極にある水によって生かされる。これは、おおげさに言えば、実に感動的なことで、静かな畏れを覚える。(幻冬舎 著 篠田桃紅『人生は一本の線』火の化身より)』と言葉を遺しています。
モノトーンの中に、自然界に対する畏敬の念の込められた美しく味わい深い作品です。

寸法 額面 縦73.5cm 横48.5cm
作品 縦59.5cm 横35.5cm
付属品 篠田桃紅鑑定委員会登録証書
状態 右下にシミがございます。
写真をよくご覧の上、ご検討ください。
僅かな経年感は中古品の特性としてご了承下さい。
略歴

1913年3月28日、大連に生まれる
1954年「日本現代書道展」(ニューヨーク近代美術館)
1956年個展(養清堂画廊、東京)
1961年第6回サンパウロ・ビエンナーレ招待出品
「ピッツバーグ国際現代絵画彫刻展」特選を受賞
1970年東京都港区南青山に転居し、現在に至る
1973年「戦後美術の展開-抽象表現の多様化」展
1974年増上寺(東京)大本堂、ロビーのために壁画を、
道場のに襖絵を、エレベータ内部にステンレスエッチングを制作
1977年ワシントン駐米日本大使館公邸のために壁画を制作
1993年御所・御食堂のに絵画を制作
1994年「戦後日本の前衛美術展」
1995年「戦後文化の軌跡1945-1995」展
1996年個展「TOKO SHINODA VISUAL POETRY」
2002年『桃紅えほん』(世界文化社)を刊行
2012年個展 「篠田桃紅の世界展─文字とかたち─」
個展「篠田桃紅 作品展」皇后陛下行啓
2013年回顧展「篠田桃紅 百の譜」
個展「百の記念 篠田桃紅の墨象」展

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