美術館へのお誘い 鎌倉・吉兆庵美術館 ~コレクションの原点 北大路魯山人展~

こんにちは。

外を歩けば金木犀が香って、季節が変わったのを感じます。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

10月に開館20周年を迎えられる鎌倉吉兆庵美術館さんから、

展覧会のポスターを頂戴しましたので、ご案内させて頂きます。

鎌倉・吉兆庵美術館は、2001年10月に和菓子店の宗家 源 吉兆庵 鎌倉本店

に併設した文化施設として開館いたしました。

和菓子づくりに携わってきた私たちは、この歴史豊かな鎌倉で、

季節折々の文化がご紹介できるようにと、食に関連した工芸品を

コレクションの軸として蒐集して参りました。

この一角を成すのが、北大路魯山人の作品群です。

魯山人は「器は料理の着物」という言葉を遺したように、

料理が映える器作りに専念してきた陶芸家であり、料理人です。

私たちはこの考えに共感し、彼の器に和菓子を載せた画像を、

パンフレットなどの販促物に掲載し、和菓子と器の共鳴を伝えて参りました。

今回の展示では、和菓子や料理、花生けの写真パネルとともに、

魯山人が手掛けてきた器の魅力を感じていただき、

当館開館20周年の記念とさせていただきたいと思います。

(ポスターより引用)

会場:鎌倉・吉兆庵美術館

開催期間:令和3年9月18日(土)~令和3年12月5日(日)

※休館日:10月4日(月)、18日(月)、11月1日(月)、15日(月)

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催期間を変更する場合がございます。

下記HPよりご確認ください。詳細は、こちらから

https://www.kitchoan.co.jp/museum/

上品なお菓子を盛られて、素敵な器もやっとお役目を果たせたような、

美味しそうであり美しくもある充実した雰囲気がとても新鮮です。

秋の深まる頃ですので、朝晩の寒さと感染対策をされてお出かけ下さい。(S)