こんにちは。
蒸し暑い日が続きますが、週末は一度暑さが落ち着くようです。
鎌倉吉兆庵美術館さんから展覧会のポスターを頂戴しましたので、ご案内させて頂きます。
『北大路魯山人 暮らしの中に美を』
書、篆刻、陶芸、漆芸、日本画、料理などの様々な分野において、
類い稀な才能を発揮した北大路魯山人(1883-1959)。
明治16年、京都で生を受けた魯山人は、書家および篆刻家として頭角を現しつつも、
「美食倶楽部」で古陶磁に料理を盛るという斬新なスタイルで食堂を経営します。
その後、高級会員制料亭「星岡茶寮」では料理長として自作の器と共に料理を提供。
毎日100名程度も訪れる客に合わせ種々の器を取り揃えるようになります。
また同時に、部屋の設えに使う調度品や照明、給仕係の着物のデザインなど
魯山人が手掛けるものは一層広がっていくばかりでした。
その後、星岡茶寮の料理長を辞職し、陶芸の道に専念することとなりますが、
独自の美学をもとに、生活に根ざした美を追求していきました。
今回は、料理の盛りつけ、器に見る書、心を和ませる焼き物などのテーマから、
魯山人が遺した言葉と共に「暮らしの中の美」を探っていきます。
(ポスターより引用)
会場:鎌倉・吉兆庵美術館
開催期間:令和2年8月22日(土)~令和2年11月22日(日)
※休館日:令和2年9月7日(月)、10月5日(月)、19日(月)、11月2日(月)、16日(月)
詳細はこちらから:https://www.kitchoan.co.jp/museum/
バラエティ豊かな魯山人の器から、芸術の秋を感じてみてはいかがでしょうか。
この機会に是非鎌倉散策へお出かけください。(S)