堆朱楊成 『彫漆硯筥 西瓜』 共箱

堆朱楊成 『彫漆硯筥 西瓜』

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作品詳細

商品名 堆朱楊成 『彫漆硯筥 西瓜』
商品説明

堆朱楊成は、室町・南北朝時代から現代まで21代にわたり続いている日本の漆工芸(彫漆・堆朱)の名跡です。
初代 長充が、南北朝時代の1360年に初めて日本で堆朱を作ったとされています。日本における堆朱彫の元祖・名門として知られ、代々足利将軍家や豊臣家、徳川将軍家に仕えてその卓越した技術を伝えてきました。

本作は、西瓜をモチーフにした硯箱です。幾重にも塗り重ねられた朱漆を緻密に彫刻することで、瑞々しい西瓜や折り重なる葉の立体感が巧みに表現されています。生き生きと絡み合う蔓の様子や、今にも動き出しそうな虫の姿まで写実的に彫り出されており、名門・堆朱楊成の圧倒的な技巧が息づく逸品です。

寸法 高 19.2cm × 幅 24.8cm × 奥 27.0cm
付属品 共箱 / 仕覆
状態 良好な状態です。写真をよくご覧の上、ご検討ください。
僅かな経年感は中古品の特性としてご了承下さい
略歴

1360年  初代・長充が日本で初めて堆朱を制作
     室町幕府2代将軍・足利義詮から、「楊成」の名と「堆朱」の姓を賜る
室町時代 8代将軍・足利義政らに仕え、東山文化のなかで茶器などを制作(2代・3代)
桃山時代 豊臣秀吉に仕える。7代 長親の作った茶器は「難波彫」として珍重される
江戸時代 8代長宗が徳川家光に召し出されて以降、代々江戸幕府の御用漆工(お抱え職人)
     として、将軍家のために調度品を制作(8代〜17代)
明治初期 日光東照宮の修理などに携わるが、明治維新に伴い一時廃業の危機(18代)

1880年  豊五郎(後の20代堆朱楊成)が18代の次男として東京・根岸に生まれる
     漆芸を兄(19代)に学ぶとともに、日本画を佐竹永湖、彫刻を石川光明に師事
1896年  兄の急逝に伴い、16歳の若さで二十代 堆朱楊成を襲名
1925年  パリ万国博覧会に出品し受賞
1928年  工芸美術の発達への貢献が認められ、緑綬褒章を受章
1933年  帝国美術院展覧会の審査員に就任
1950年  日本芸術院会員に選出される
1952年  逝去

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