吉田芳明『蛙』 銘有 共箱 図録掲載作品

吉田芳明『蛙』 銘有 共箱

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作品詳細

商品名 吉田芳明『蛙』 銘有 共箱
商品説明

明治から昭和初期にかけて活躍した近代彫刻の巨匠、吉田芳明による木彫作品です。
芳明は日本美術協会などの展覧会で頭角を現し、明治末期以降は文展や帝展を中心に目覚ましい活躍を見せました。江戸の宮彫師の伝統を受け継ぎながら、近代彫刻ならではのリアルな量感を巧みに表現し、面で力強く彫り出す技法を得意としました。

本作は、芳明が50歳時に制作した一品です。
日本古来の鳥獣戯画を思わせる「蛙の相撲」をモチーフにしながらも、踏ん張り、押し合う両者の肉体や、一瞬の緊張感がダイナミックに表現されています。
静岡県立美術館の企画展「〈彫刻〉と〈工芸〉-近代日本の技と美」の図録、および芳明の息子である現代彫刻家・吉田芳夫の図録にも掲載されている、美術史的にも価値の高い優品です。

寸法 高 8.0cm × 幅 31.0cm × 奥 8.0cm
付属品 共箱
状態 仕上がりも良く、概ね良好です。
写真をよくご覧の上、ご検討ください。
僅かな経年感は中古品の特性としてご了承下さい
略歴

吉田芳明

1875年 東京に生まれる。本名は芳造(よしぞう)
1890年 江戸彫物大工の名門「嶋村家」の10代目・島村俊明に師事
1900年 パリ万国博覧会に象牙彫刻《文殊菩薩》を出品、銅牌を受賞。「島村芳明」の名で頭角を現す
1902年 日本美術協会展に《寒山拾得》を出品、銀牌を受賞
1907年 文部省美術展覧会第1回展に《豊干》を出品
1910年 日英博覧会に《木彫牛童子》を出品、有功賞を受賞
1912年 長男・芳夫(後の現代彫刻家)が生まれる
1919年 第1回帝国美術院展覧会に《福禄寿》を出品
1924年 第5回帝展にて審査員に任命される
1935年 多摩帝国美術学校(現・多摩美術大学)の創立に関わり、彫刻科の教授に就任
1943年 68歳で逝去。

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